有限会社エヌティー産業では輸入のみならず。国産の杉材・桧材の積極的な販売を行なっております。以下は当社の木材についてご説明いたします。
国産杉材
1、木材の乾燥について
木材は天然素材のため大量の水分を含んでいます。時間や天候によって木材に含まれている水分が蒸発し木材自身収縮したり、狂いが生じる事があります。乾燥状態が良いほど木材の強度は強く、木材の暴れも少なくなります。下記にて木材の乾燥状態について説明致します。
G R E E N 材
グリーン材は英語でGreen Woodの略です。丸太は伐採後にも多くの水分を含んでおります。伐採後すぐに製材され乾燥期間がなく一般的には生材と呼ばれる水分を含んだ木材のことを指します。
A D 材(天然乾燥)
AD材は英語でAir Dryの略で天然乾燥材のことを指します。丸太を板に製材した板材(バンギ)を1週間以上乾してからギャングソー等で小割りして最終的な商品として仕上げます。表面がある程度乾燥しているので加工しやすくグリーン材よりも軽い。
K D 材
KD材は英語でKiln Dry Wood と言い、人工乾燥処理を行った木材のことを指します。Kilnとは日本語で釜の意味で木材業では乾燥機のことを指します。人工乾燥処理(天乾材を乾燥機に入れる)により平均
※含水率20パーセント以下の木材のことを言います。乾燥材のため曲がりや寸法の狂いが少ない。
KDモルダー材
KDモルダー材は人工乾燥処理を行った後にモルダーという機械で4面モルダー(プレーナーがけ)で仕上げた木材です。内装材、化粧材用として使用されます。
※含水率
木材に含まれる水分をその木材の重量に対する比率で表したものを「含水率」と呼びます。 「乾燥材」は一般的に含水率が25%以下のものを指します。
2、サイズについて
サイズを表す際はメートル法を使用するのが通常ですが、木材業ではメートル法と同様に尺貫法もよく用いられます。
1分・・・・・・・・・約0.303cm
1寸・・・・・・・・・約3.03cm (10分で1寸)
1尺・・・・・・・・・約30.3cm (10寸で1尺)
(例) 五分板は1.5cmの厚みの板材になります。 三寸角は9cm角の角材になります。
3、等級について
木材の等級を分ける方法として下記のように角材の丸みの度合いで等級分けしております。下記等級区分は一般的な木材流通においての等級区分として使用している用語になります。
@ A B
@特1等材 ・・・・・・・・・角材に丸みのない4面均角の材を特1等材といいます。
A1等上材 ・・・・・・・・・角材の1.2面に少し丸みが残っている材を1等上材といいます。
B1 等 材 ・・・・・・・・・角材に3.4面に丸みがあり1等上材よりさらに丸みみが残っている材を1等材と呼びます。
※上記区分は角材の丸みの度合いで区別される等級で一般的な木材流通における等級区分であり、JAS規格で区分される目視等級と機械等級などの1級、2級、3級の3段階で区別された角材の丸や、節の割合、木材の強度などで区分された等級とはことなります。
商品管理について
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有限会社 エヌティー産業 商品部